環境のまちづくり フライブルグ市の交通計画 行政視察報告

欧州から見たフライブルグの位置 ―レギオの経済圏―

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  • 私たちは、4月19日アムステルダム空港からバーゼル行き最終便に乗り継ぎ、深夜バーゼル空港から東へ60キロ高速道路を走りフライブルグ市内のホテルに着いた。フライブルグ市の空の玄関口は、ライン川最上流港スイスの都市バーゼルであり、ドイツ/フランス/スイス3国の国境と交差する接点でもある。そして、フライブルグからライン河をまたいで北西40キロに位置するフランスのコルマール市、バーゼル市から北東20キロの工業都市ミュルーズ市の4市を中心に“レギオ経済圏”が構成されている。
  • 国際ユーロ・エアーポート・バーゼル空港に加え、ライン河渓谷地方の鉄道網と近々結ばれるICETCV鉄道2000は、新しいアルプス横断鉄道を形成し、これまでのライン河でむすぶ9つの港の貨物輸送に大幅なスピードアップを促すと期待されている。
  • レギオ経済圏が名実ともにヨーロッパ経済の中心機能を果たすべく、交通インフラが整いつつある。

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